住宅探しで差別、インド人男性勝訴 |
報道によると、住宅探しで肌の色を尋ねられ精神的苦痛を受けたとして、埼玉県蕨市のインド人男性(28、会社員)が同県の不動産業者「ニッケン住販」と担当社員、監督する立場の県に損害賠償を求めた訴訟でさいたま地裁は15日までに、同社と社員に計50万円の賠償を命じる判決を言い渡した。同裁判所は「肌の色を電話で執拗に問いただしたのは違法甚だしい」と指摘。県への請求は「理由がない」と退けた。 判決によると、男性は賃貸住宅を探すため同社に電話した際、応対した女性社員から「肌の色は何色か」「普通の色か」などと質問された。 [朝鮮新報 2003.1.28] |