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総連大阪代表、大阪府知事を訪問−朝鮮学校の処遇改善要求

 総連大阪府本部の代表が1月29日、大阪府知事公館を訪ね、太田房江知事と歓談した。

 総連大阪府本部の宋昌徒委員長は席上、在日同胞が最も多く住む大阪で、朝・日友好親善を発展させなければならないと語った。また、昨年の全国高校ラグビー大阪府大会決勝に大阪朝高が進出するなど朝鮮学校生徒が各分野で活躍していることに言及しながら、1月16日に文部科学省の河村建夫副大臣に提出した外国人学校の処遇改善を要求する署名の内容を説明し、署名運動を進めた父母らが直接、知事に署名を提出できるよう要請した。

 これに対し太田知事は、インターナショナル・スクール卒業生が大学受験の要件となっている大学入学資格検定試験(大検)に合格しなくても日本の大学や高等学校を受験できるよう措置を講じられる決定がなされたことに言及し、朝鮮学校も当然、インターナショナル・スクールと同じ処遇を受けなければならないと語った。署名についても直接、受け取るよう善処すると回答した。

 総連大阪府本部代表はまた、1月30日に日朝友好促進大阪府議会議員連盟との懇親会を、31日には大阪市の磯村隆文市長を訪問した。

[朝鮮新報 2003.2.6]