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同胞受刑者の人権保障を−総連愛知県本部と同胞生活相談センター、名古屋刑務所に申し入れ

 一昨年から昨年にかけて、名古屋刑務所で複数の刑務官による受刑者に対する暴行事件がいくつか発生していることと関連し、総連愛知県本部と同県同胞生活相談綜合センターは14日、同刑務所を訪れ、在日朝鮮、韓国人受刑者の人権を保障するよう合同で申し入れた。

 在日朝鮮人の元受刑者から「名古屋刑務所で刑務官から差別的な言葉を浴びせられた」という訴えがあり、両者で申し入れることにした。

 同センターの李正富事務局長が北鴨清和総務部長に申入書を手渡した。

 申し入れではまた、同胞受刑者の人権保障と安全が十分に確保されているかを正確に調査し、その結果を報告するよう求めた。【愛知支局】

[朝鮮新報 2003.2.20]