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〈外国人学校卒業生の受験資格問題〉 チャンスは平等に

馳浩(衆議院議員、自民)

 外国人学校の国公立大学の受験資格問題は、まだ検討中だから何とも言えないが、もともと私は、参議院議員時代に参議院の委員会で繰り返し、受験資格は与えるべきだと主張してきた。受験して通るか通らないかは大学の判断だが、スタートラインはいっしょにしてあげなければならない。だから、今回もその方向で決定されることが望ましいと思っている。チャンスは平等に与えるべき、以前からもそう主張してきたし、その考えに変わりはない。

 国公立、私学に関係なく、全ての学校に受験のチャンスが開かれるのが一番いい。それは当然だ。朝鮮学校では大学の試験を通るだけのしっかりとした教育をしていると思っている。もっと以前から当然与えられるべきものだったと考えている。

 助成金の問題もほかの私学との差をできるだけなくしていく努力が必要だ。

 朝鮮学校の卒業生が国立大学に入りいろんな研究をして、日本社会のために活躍してくれることは、極めていいことだと思う。そのような環境を作ることが大切だ。

[朝鮮新報 2003.2.27]