外国人学校卒業生の大学受験資格−愛知、岐阜の代表ら文科省に要望、公明党副代表と面談 |
愛知、岐阜の朝鮮学校関係者は17日、文部科学省を訪れ、文部科学大臣あての要望書を提出、受験資格問題について同省が「検討中」と答えていることと関連しこの内容を明らかにするよう要望した。 要望に対し高等教育局大学課の亀田徹課長補佐は、検討の内容は「検討中」と従来の同省の立場を繰り返すのみ。代表らは「結論ありきの調査ではあってはならない」と重ねて要望した。 また、要望書では朝鮮学校を一般の私立学校並みの特定公益法人に追加し、税制上の優遇措置を講じることもあわせて要望した。 これに先立って総聯愛知県本部の李博之国際部長、愛知県教育会の文光喜会長は、公明党の草川昭三副代表(参院議員)、荒木清寛参院議員らと会い、受験資格問題解決のため尽力してほしいと要望した。また、自民党の青山丘衆院議員、公明党の赤羽嘉一衆院議員、参院議員の佐藤泰介、山本保氏らの事務所を訪れ、秘書らと懇談した。 [朝鮮新報 2003.3.18] |