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〈大学受験資格問題〉 朝・日368団体、文科省に要請書

 朝青、青商会、留学同と総聯宮城県本部代表、さらに在日韓国青年同盟、日本社会主義青年同盟、ピースボートなど在日と日本の青年団体代表が20日文部科学省を訪れ、すべての外国人学校に大学入学資格を認めるよう求めた。

 代表らは、在日と日本の368の団体が署名した要請書を高等教育局大学課の亀井徹課長補佐に手渡し、アジア系の外国人学校には大学入学資格を認めないとする方針を撤回するよう求めた。しかし、亀井課長補佐は「検討中」と従来の同省の立場を繰り返すにとどまった。

 代表たちは「まったく誠意が見られないし、われわれの要求に対する回答があいまいだ」と怒りを隠しきれず、引き続き抗議行動を行い文部科学省に圧力を加えていくと語った。

 一方、19日には総聯千葉県本部の代表らが、20日には総聯東京都本部と西東京本部傘下の学校教員、学生、父母の会代表らが同省を訪れ、朝鮮学校に対する大学受験資格をインターナショナルスクールと差別することなく同等に付与するよう求め、要請書を提出した。

 なお文部科学省庁舎前などでは、朝青、青商会、留学同が13日から20日までビラ配り、座り込みなど街頭宣伝を行い、朝鮮学校に大学入学資格を認めるよう訴えた。

[朝鮮新報 2003.3.22]