昨年5月からはじまったセミナーの最終回。これまでのセミナーでは、民族教育、福祉、社会的差別、そして日本の外国人政策など、在日朝鮮人の人権と民族的アイデンティティーに関わる諸問題を取りあげてきた。
最終回は「未来を考える」をテーマに、在日朝鮮人社会、そして日本社会はどうあるべきか、真の共生とは何かという問題について議論をかわす。
日時=4月26日(土)、午後1時受付、1時半開始 場所=東京芸術劇場5階大会議室(JR池袋駅南口より徒歩3分、営団地下鉄丸の内線・有楽町線池袋駅徒歩5分) 報告=「排他的ナショナリズムと愛国心評価の通知表」(李博盛・弁護士)、「朝鮮学校に通う子どもたちへの嫌がらせ調査を通して」(杉尾健太郎・弁護士)、「国際人権諸条約が求めるマイノリティーの権利とは」(平野裕二・子どもの人権連代表委員)、「文科省の民族学校差別が語るもの」(金東鶴・在日本朝鮮人人権協会部長) 参加費=700円 主催=在日本朝鮮人人権協会 問い合わせ=TEL 03・3837・2820
[朝鮮新報 2003.4.9]