市教祖、地域同胞が共同で呼びかけ−大学受験資格求める東大阪集会 |
「民族学校卒業生に大学受験資格を求める4.24東大阪集会」が24日、東大阪市の布施弘容ビルで行われ、同胞をはじめとする在日外国人、日本市民400余人が参加した。集会は、東大阪地域民族教育対策委員会(東大阪南、北、東、八尾柏原の各総聯支部)と東大阪市教職員組合が共同で呼びかけ実現したもの。教職同東大阪初級学校、同朝中、大阪朝高の各分会が共催した。 同市教組の林二郎委員長はあいさつで、「日本政府がまたもや民族教育に対する差別政策を実施しようとしていることに対し、怒りを禁じえない」と述べた。梯信勝・大阪府議会議員(民主)と合田悟牧師が来ひんのあいさつを述べ、野田昌洋・大阪府議会議員(公明)のメッセージが紹介された。 また、杉原達・大阪大教授が、今文科省方針の不当性について講演。続いて大阪朝高生徒、教員をはじめとする地域同胞、日本人生徒らが差別撤廃を主張し、連帯を呼びかけるアピールをそれぞれ行った。中華同文学校元教師の王克非さんは、「在日外国人と日本市民が力を合わせ、権利獲得のために闘っていこう」と呼びかけた。集会では、遠山敦子・文部科学大臣あての要請書が採択された。【東大阪南分局】 [朝鮮新報 2003.4.28] |