〈受験資格問題〉 埼玉の朝・日団体が文部科学省に要請 |
22日、東京都千代田区の文部科学省を訪れた埼玉朝鮮学園父母会の代表が「朝鮮学校をはじめとする民族学校に国立大学受験資格を求める要請書」を、日朝友好連帯埼玉県民会議と埼玉・朝鮮学校を支える会が連名で「朝鮮学校に対する差別的取り扱いの廃止を求める要請書」を、それぞれ同省の遠山敦子大臣あてに提出した。要請には日森文尋衆議院議員(社民)が同席した。代表らは、亀田徹・課長補佐、国際課の浜口太久未調整官の「引き続き検討中」と述べる一点張りの対応に、「この時間にも動揺している子どもたちがいることを忘れないで」(オモニ会の李丹心会長)、「時代に逆行する方針の行方を全国の同胞が注視している。一度、朝鮮学校を訪問して検討してほしい」(埼玉初中の高石典校長)と訴えた。 [朝鮮新報 2003.5.24] |