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〈大学受験資格問題〉 埼玉初中で公開授業

 朝鮮学校を自分の目で肌で感じてもらおうと24日、埼玉朝鮮初中級学校で一般公開授業が行われ、日森文尋・衆院議員(社民)、竹井誠・日教組埼玉委員長、「埼玉・朝鮮学校を支援する会」、埼玉大学の学生ら約60人が訪れた。埼玉では15日から外国人学校の大学受験資格、私学並みの助成金を求める2万人署名運動が始まったが、公開授業はその運動の一環で今年3月に続くもの。

 授業公開後、体育館でテレビ朝日「ワイドスクランブル!」が放映した、同校の奮闘する新任教員や学校の補修工事に取り組む保護者の様子を紹介したビデオを再放映。また、今年度から改編された教科書も展示、大学受験資格に関する講演も行われた。

 来ひんのあいさつをした日森議員は、「個人の尊厳を守る民主教育が危機にひんしている。制度的な不平等をなくすため、世論を盛り上げていこう」とさらなる運動を呼びかけていた。

[朝鮮新報 2003.5.27]