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〈大学受験資格〉 九州朝高代表ら文科省に学校訪問要請

 九州朝鮮高級学校の金光正校長、保護者代表の白芳枝さん、林虎光総聯福岡県本部副委員長、井生猛志北九州市議会議員(自民)ら6人の代表が4日、東京虎ノ門の文部科学省を訪れ、すべての外国人学校の大学受験資格を認めることを求めた遠山敦子大臣あての要望書を清木孝悦高等教育局大学課課長に手渡した。

 席上、金校長は大学受験資格問題についていつまで結論を出すのか、「一定水準の学力」調査のため、朝鮮学校訪問や教科書閲覧を予定しているのかなどをただした。これに対し清木課長は「具体的な結論に至っていない」と発言するに留まり、朝鮮学校訪問も予定していないと返答。井生議員は、「私も10数年前までは朝鮮学校が反日教育をしているという固定観念を持っていたが、学校を訪れ理解を深める過程で変わった」と、自分の目で現場を確かめるよう求めた。

[朝鮮新報 2003.6.5]