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東京都東久留米市、無年金高齢、障害者に福祉金支給−地元総連、市民団体の運動実る

 東京都東久留米市が、無年金状態に置かれている市内在住の在日外国人高齢者、障害者への給付金支給を決めた。4月分から月額1万円が支給される。

 地元の総連西東京東部支部と「定住外国人の『国民年金』の完全実施を求める市民の会」(篠原道夫代表)では、10年近く共同で給付金を求める運動を続けてきた。市福祉総務課庶務係では5月26日から申請を受け付けている。東京都内での支給は、葛飾区(障害者)、豊島区(高齢、障害者)、町田市(高齢者)に続く4番目。

 5日、李在哲・同支部委員長とともに障害者給付金の申請に訪れた申涓香さん(70)は、「やっと人間として認められたような気持ち」と述べていた。

[朝鮮新報 2003.6.12]