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〈大学受験資格問題〉 都下の同胞学父母、生徒ら2400人が集会とデモ

参加者らは文科省前で差別反対を訴えた

 外国人学校卒業生にも日本の国立大学入学資格(受験資格)を与えるべきとの声が各地で日増しに高まる中、18日、東京都港区の芝公園23号地で「全ての外国人学校に平等な権利を求める東京緊急集会」が開かれた。

 集会には2400余の同胞学父母や生徒、学生らが参加し、文部科学省の受験資格差別反対を訴えたほか、税制上の優遇措置(特定公益増進法人への追加)も講じるよう求めた。

 主催者を代表し、東京民族教育対策委員会の李昌興事務局長が集会の趣旨を述べた後、生徒を代表し東京朝高3年の金智恵さん、学父母を代表し韓貞淑さんが発言した。また東京都議会の和田宗春議員(民主党)、「在日コリアンの子どもたちに対する嫌がらせを許さない若手弁護士の会」所属の原啓一郎・弁護士が連帯のあいさつを述べた。集会後、参加者らはイエローカードを意味する黄色い傘を差し、文科省正門前を通って日比谷公園までデモ行進を行った。

[朝鮮新報 2003.6.19]