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民族教育権擁護、東京同胞代表者たちの集会−大学受験資格の付与など署名10万人突破

 「民族教育権擁護拡大のための東京同胞代表者たちの集会」が6月30日、日本教育会館で行われた。大学受験資格の付与などを求めた「10万人署名運動」を総括し、世論を喚起させようと行われた集会には約300人の同胞らが参加した。

 東京民族教育対策委の李昌興事務局長が活動の経過報告を、続いて本郷文化フォーラムワーカーズスクールの広野省三事務局長とNGOピースボートの日高悦郎共同代表があいさつを行った。民主党の石毛^子衆議院議員もメッセージを寄せた。集いでは5人の同胞らの討論に続き、要請文を採択。7日に6人の要請団を構成し文部科学省に申し入れすることを決めた。また、この期間に集まった10万人以上の署名とともに、各階層の同胞たちが衆議院、参議院などの関係当局を訪れ要請活動を行う方針も明らかにされた。

 東京朝高3年の李玉琳さんは、「文科省の池坊保子政務官が本校を訪れ理解を示してくれたが、まだまだ安心できない。これからも要請活動を続けていくつもりだ」と語った。

[朝鮮新報 2003.7.3]