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〈大学受験資格問題〉 京都、埼玉代表ら文科省に署名提出

 京都府内の朝鮮学校教員、保護者らで構成された京都民族教育対策委員会(諸葛檀代表)が17日、衆議院第2議員会館を訪れ、池坊保子文部科学大臣政務官と面談。外国人学校卒業生に受験資格を与えるよう求め、4万6000余人分の署名名簿を手渡した。奥山茂彦衆議院議員(自民)、田中宏龍谷大教授が同行した。

 京都府下では6月初めから全同胞が一丸となって署名運動を開始。40日あまりの間に一般市民から4万6000人分、また、上田正昭京大名誉教授をはじめとする文化人、知識人354人分の署名も集めた。

 要請に対し、池坊政務官は「真摯な願いをしっかり受け止めて省内に伝えたい」と答えた。

 同委員会では22日に山田啓二京都府知事、16日には桝本頼兼京都市長にそれぞれ要請を行った。

 一方、高石典埼玉初中校長をはじめとする埼玉県下の同胞代表団は15日、文部科学省を訪れ、全ての外国人学校卒業者に受験資格の付与を求める要請書と2万人分の署名名簿を提出した。一行は18日、埼玉県庁を訪れ、県に同様の要請を行った。

[朝鮮新報 2003.7.22]