東京２３区内にある朝鮮学校の保護者オモニたち約２０人が７月２９日、東京都千代田区の文部科学省を訪れ、すべての外国人学校卒業生の大学入学資格を速やかに認めることを求めた。代表らは遠山敦子文部科学大臣あての要望書とともにこの間、総聯東京都本部管下の同胞たちが集めた１０万人を超える署名名簿を池坊保子文部科学大臣政務官に手渡した。保護者らの訴えに対し、池坊政務官は「８月初めまでには解決したい」と強調した。

　また同日、神奈川県下の朝鮮学園代表、保護者、生徒らが同省を訪れ、池坊政務官に同様の要請をするとともに、４月から集めた５万２０００人分の署名名簿を提出した。

［朝鮮新報 2003.8.2］