〈大学受験資格問題〉 文部科学省のパブリックコメント、20日に締め切り |
文部科学省は、7〜20日までの2週間、改正案についてのパブリックコメント(意見提出手続き)を実施する。英米系のインターナショナルスクール16校にのみ受験資格を与えるとした当初案について、文部科学省が募集したパブリックコメント(3月7〜27日)の結果は、その96%が「アジア系にも大学受験資格を付与すべきだ」というもので、方針凍結へ向けた大きな追い風となった。今回も「朝鮮学校を他の外国人学校と区別し、大学の個別審査にゆだねる改正案は不当だ」「今回の方針を再検討し、朝鮮学校卒業生を学校単位で認定せよ」「日本政府は民族教育を認め、すべての外国人学校に対する差別を撤廃せよ」など、多くの意見を提出することで、差別撤廃の世論喚起が求められる。 意見提出方法は郵便、ファクス、Eメールで(電話は不可)。期限は20日(水)。〒100―8959 東京都千代田区霞が関3―2―2 文部科学省高等教育局大学課大学改革推進室法規係あて、FAX 03・5511・0871、メールアドレス daikaika@mext.go.jp 【提出様式】 文部科学省高等教育局大学課大学改革推進室 [朝鮮新報 2003.8.9] |