群馬朝鮮初中級学校の尹淳培校長をはじめとする同校代表が４日、東京都千代田区の文部科学省を訪れ、朝鮮学校出身者に対する大学受験資格付与差別の早急な是正を求めた。

　一行はまた、差別是正を求めて同地域の同胞たちが集めた４０００人分の署名名簿を手渡した。

　要請した同校オモニ会の鄭暁美会長は、「私たち在日同胞の人権を無視し続けてきた日本政府が、２１世紀を生きる子どもたちの代におよんでまでそのような差別を繰り返そうとしている。どんなことがあっても許されない」と怒りをあらわにしていた。

［朝鮮新報 2003.12.11］