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〈総連中央会館課税問題〉 都側、審査請求第1次審議欠席、無礼な態度に弁護士ら怒り

 総連中央本部会館(東京都千代田区)に対する東京都の不当な課税処分を不服とし、総連中央が石原慎太郎都知事あてに行った審査請求に関する第1次審議が11日、都庁第1庁舎審理室で行われた。審議では審査請求人である総連側の代理人弁護士による意見陳述後、北野弘久日本大学名誉教授(法学博士)が参考人陳述を行った。しかし都側は、被審査請求人となる千代田都税事務所長が欠席。理由を明らかにするよう求める釈明要求にも一切答えなかった。

 審議後、都庁記者クラブで記者会見を行った代理人弁護士らは都側の不誠実極まりない対応に、「結論ありきの審議」(北野教授)、「審議が成立しない異常な状況」(床井茂弁護士)などと憤りをあらわにした。

 第2回審議は来年1月21日に行われる予定。

[朝鮮新報 2003.12.16]