祖国平和統一委員会、会談決裂させた米国を非難 |
祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは12月28日、わが民族同士で和解、協力することを干渉、妨害する米国の犯罪行為を糾弾する声明を発表した。 声明は、米国が12月23日、北南軍事実務会談で東・西海地区の北南管理区域臨時道路通行の軍事的保障に関する暫定合意書を採択できないよう南朝鮮当局を強迫し、会談を決裂させたことに触れながら、米軍は、非武装地帯の一部区域を開放して北南管理区域にするとの朝鮮人民軍側と米軍側の間に結んだ停戦協定補充合意書を無視し、軍事境界線の通過は「停戦協定」によって自分らの「承認」のもとでのみしなければならないと固執していると指摘した。 また、米国のこのような露骨な干渉と妨害策動により、年末年始を控えて民族の前に発表しようとしていた道路を通じた金剛山モデル陸路観光と、開城工業地区建設の着工式が予定通り行われなくなったとし、米国こそ北南共同の不倶戴天の敵であることをはっきり示していると指摘した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.1.10] |