ロシア大統領特使訪朝に際し朝鮮政府が宴会催す |
朝鮮政府は18日夕、ロシア大統領特使のために宴会を催した。特使一行とカルロフ大使、大使館員らが招かれた。姜錫柱第1外務次官、弓錫雄外務次官ら関係者が参加した。 宴会で演説した姜第1外務次官は、今回の特使派遣はロシア指導部が朝ロ関係を重視して朝鮮半島での事態を打開しようという善意と友好の立場から出たもので、評価すると述べた。 また、朝鮮半島の核問題は米国によって生じただけに全的に朝米が膝を突き合わせて解決すべきであり、もしこれが国際化された場合、問題解決の展望は一段と複雑で前途遼遠になると指摘した。 つづいて演説したロシュコフ特使は、今日行われたロ朝会談は重要な意義を持つと語り、これを通じて朝鮮半島の懸案情勢に対する双方の立場をより深く認識することができたと指摘。この対話がロ朝の友好関係をいっそう高いレベルに引き上げる側面になると思うと述べた。 なお特使一行は18日から21日まで滞在し、錦繍山記念宮殿などを訪れた。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.1.21] |