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「多者会談」には参加せずと朝鮮外務省スポークスマン

 朝鮮外務省スポークスマンは25日、朝鮮中央通信記者の質問に答え次のように語った。
 米国は、朝鮮半島の核問題を国連安全保障理事会の5常任理事国(米、中、ロ、英、仏)を含む「5+5(北南朝鮮、日本、欧州連合、オーストラリア)多者会談」で論議すべきだと主張している。

 朝鮮半島の核問題は、米国のせいで生じ、悪化し極限点に達した。

 朝鮮の自主権と生存権を脅かす張本人はほかならぬ米国であり、米国だけがそれを除去する責任と能力を持っている。

 朝鮮半島の核問題を平和的にもっとも公正に解決できる唯一の方途は、朝米が平等な姿勢で直接会談をするほかにない。

 われわれは、朝鮮半島の核問題を国際化しようとするあらゆる企図に徹底的に反対し、これと関連したいかなる形の「多者会談」にも絶対に参加しないだろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.1.30]