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労働新聞が新たに指摘−「日帝が強制徴発した青壮年数は840万人」

 労働新聞1月31日付は、「日帝が840万余人の朝鮮人を強制徴発」と題する次のような記事を掲載した。

 最近日帝の文書を再調査したところによると、日帝が大陸侵略戦争で消耗される兵力と労働力を充当するために強制徴発した朝鮮の青壮年の数が、600万余人ではなく840万余人であることが新たに解明された。840万余人の内訳を具体的に見ると、強制徴兵者の数は陸軍(「志願兵」)が1万7664人、陸海軍(「徴兵」)が24万847人、「学徒兵」が4385人、陸海軍(軍属)が15万4186人で、強制徴用者の数は778万4839人、日本軍「慰安婦」は20万人となっている。これにより、日帝がかつて朝鮮で働いた極悪非道な反人倫的罪悪が、さらに余すところなくさらけ出されるようになった。

 日帝侵略者は、朝鮮を占領した当初から朝鮮人民を野蛮な方法で抑圧、搾取したばかりか、植民地的高利潤を得るため朝鮮人労働者に中世期的な奴隷労働を強要し、彼らの初歩的な生存権までことごとく蹂躙した。特に日帝は大陸侵略と太平洋戦争を準備しながら、急速に拡張した軍事産業に不足する労働力を朝鮮青壮年に対する大々的な強制徴発と過酷な奴隷労働の強要によって満たし、類例のない非人間的で反人倫的な犯罪を働いた。

 「工場法」をはじめとする日帝の労働関係悪法によって、朝鮮人労働者は1日に14〜16時間の苦役を強いられた。さらに彼らは、日帝が太平洋戦争を強行する期間には、計画された製品の生産が終わるまで何日間も睡眠をとることなく、仕事を続けさせられた。

 日帝は朝鮮の青壮年を強制徴発して奴隷のようにこき使ったばかりでなく、戦場に駆り立てて弾除けにし無残に殺りくした。それだけでなく、朝鮮人女性を手当たり次第、日本軍「慰安婦」として連行して性奴隷の生活を強要し、貞操を踏みにじり殺した。

 840万余人の朝鮮人を強制徴発して想像を絶する悪行を働いた日帝の非人間的、反人倫的犯罪は、人類史に前例のない最大、最悪のものとして必ず決算されるべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.2.4]