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電力生産のため「核施設稼動を再開」と朝鮮外務省代弁人

 朝鮮外務省スポークスマンは5日、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、「電力生産のために核施設稼動を再開し運営を正常化させていることについて、米国が『国際共同体を威嚇する挑発行為』としている」と指摘した。また、国際原子力機関(IAEA)が12日に予定されている理事会で「核問題」を国連安保理に付託する問題を討議する点についても言及した。

 スポークスマンは、米国が北の「核活動」に無理やり違う性格を付与しようとしているのは、この問題を国連に持ち込んで国際化する口実を作ろうとするものだと指摘した。(朝鮮通信)

 【注】シン・ヨンソン電気石炭工業次官は本紙とのインタビューで、寧辺の核施設稼動について「数週間内に電力を生産できる。現在準備を進めている」と明言していた。

[朝鮮新報 2003.2.6]