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金剛山モデル陸路観光、14日から16日まで

5日、非武装地帯南側臨時道路を通過する金剛山陸路観光試験踏査チームを乗せた観光バス [写真=聯合ニュース]

 金剛山のモデル陸路観光が14日から16日にかけて行われる。学界や財界、マスコミ関係者300〜400人が参加する予定で、21日からは一般市民対象の陸路観光も始まる。現代峨山や観光業界、南の政府関係者らを含む約80人の実務調査団が5、6の両日にかけて行った試験踏査の結果を受けたもの。

 現代峨山は10日、21日から行われる一般対象の陸路観光のコースを1泊2日と2泊3日の2つにすると発表。宿泊施設は金剛ビレッジ(6人1部屋)とホテル海金剛(2人1部屋)で、料金は日程と宿泊施設により18万ウォン(1万8000円)〜35万ウォンとなる。

 両コースにはサーカス観覧と温泉浴が含まれており、三日浦、九龍淵、万物相などの観光はコースに合わせて選択する。食事は丹楓館、木蘭館、金剛園などで行う。

 一方、陸路観光で使われる道路は臨時のもので、本道と鉄道は今年9月に完成する予定。統一部当局者は、「本道が開通すれば、ほぼ毎日簡単に(陸路観光が)できるだろう」と展望している。

 陸路観光は、朝鮮アジア太平洋平和委員会が1月31日、スポークスマン談話を通じて試験踏査と示範陸路観光を2月4日から14日までの間に行うことを南側に提案するとともに、金剛山観光事業と開城工業地区建設の担当者である現代峨山の鄭夢憲会長と金潤圭社長が、最初に通過することもあわせて提案したことにより実現した。

 これまで陸路観光については、国連軍が軍事境界線通過の事前通知問題を持ち出し妨害してきたが、1月27日に板門店で行われた北南軍事実務会談で、双方の臨時道路通行における軍事的保障のための暫定合意書が採択、発表されたことで実現段階に入った。

[朝鮮新報 2003.2.13]