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金剛山で第6回北南離散家族、親戚対面

 【高城発=文光善、金志永記者】第6回北南離散家族、親せきの対面が20日から25日まで、金剛山で始まった。昨年4月以来10カ月ぶりとなる今回の対面は、南側一行が東海線臨時道路を利用して金剛山に入るという民族和解、団合の気運を世界に見せつけるものとなった。

 対面では、20日から22日まで北側の対面者100人と南側の家族、親せき約500人、23日からは南側の対面者100人と北側の家族、親せき約500人が半世紀ぶりの再会を果たした。

 「朝鮮戦争によって離れ離れになったわれわれがこのようにして会えた。胸痛む離別は、これ以上持続させてはならない」

 20日午後、金剛山・温井閣で再会したチョン・ダルファン氏(78、慈江道江界市在住)と、南側の家族たちは「共に暮らすことのできる平和統一のその日が一日も早く来るよう努力しよう」と互いに誓い合っていた。

[朝鮮新報 2003.2.25]