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南の「わが民族助け合い運動」訪北団、平壌を訪問

 「わが民族助け合い運動」の宋眩燮常任代表、「セマウル(新しい村)運動中央会」の姜汶奎会長、農協中央会の宋錫禹畜産経済代表理事を共同団長とする南の民間団体「わが民族助け合い運動」訪問団106人が、北側の民族和解協議会の招請により8〜11日、西海直航便で平壌を訪問した。

 今回の訪問は、3団体が北側の農業科学院と共同推進している「長水院卵用鶏工場」(平壌市三石区域長水院洞)竣工式への参加と、今後の畜産協力事業の協議のために行われた。

 滞在期間、訪問団は万景台鶏工場や平壌家禽連合総局、平壌産院と幼稚園、チョンソン製薬工場や平壌医科大学などを見学するとともに、万寿台創作社、地下鉄、朝鮮中央歴史博物館、東明王陵、檀君陵などを参観した。

 また、今年度に北側と共同で推進する主要協力事業全般についても論議する一方、「大韓医師協会」と推進してきた保健医療支援事業に関する協議や、1月に支援した粉ミルク400トンの配給状況なども調査した。

 一方、「わが民族助け合い運動」が主管するヤギのモデル牧場支援事業代表団6人が25日から3月1日までの日程で北側を訪問した。

 代表団は、2001年から黄海北道鳳山郡で運営されている鳳山ヤギ牧場を訪れ、ヤギの飼育管理状態や施設運営状況などを点検。

 また、モデル牧場協力事業と関連し農業科学院と協議を行った。

[朝鮮新報 2003.2.25]