ソウルで北南共同の3.1大会 |
【ソウル発=金志永記者】3.1人民蜂起84周年に際し、北南の宗教人と各層の社会団体代表が参加する平和と統一のための3.1民族大会が1日、ソウルで行われた。 ソウルで統一行事が行われるのは昨年の8.15につづき2回目。大会には、北側から宗教人をはじめとする105人の代表団が、南側から300人の代表団と400人の参観団が参加した。 統一旗の掲揚と愛国義士たちへの黙祷で始まった民族大会で演説した北側の張在彦団長(朝鮮宗教人協議会会長)と南側の金哲団長(天道教教領)は、3.1独立精神は今日の民族自主精神だと強調しながら、外勢を排除し「民族同士」の理念を守ることこそが平和実現のための方途であることを訴えた。 大会ではまた、民族自主理念の発揚、民族主体の平和実現、民族大団合の強化、6.15共同宣言の履行などをうたった「3..1民族宣言」が発表、採択された。 一方、2日には北側代表団が明洞聖堂や天道教中央教堂などを訪問し、分断史上初めてとなる北南共同の宗教礼式も行われた。 [朝鮮新報 2003.3.4] |