「米に政権交代権限ない」−イラク攻撃で朝鮮外務省代弁人 |
朝鮮外務省スポークスマンは3月29日、米国がイラク戦争の最終目的を「指導部除去」だと公言していることで、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。 米国が国連と世界の反対にもかかわらず、イラクへの軍事攻撃を一方的に断行したのは重大な主権侵害行為である。 米国は、イラクへの軍事攻撃を同国の大統領を殺害するための奇襲攻撃から始め、今もその実行のため手段と方法を選ばないでいる。他国の国家指導者殺害を国家政策として策定した米国のごう慢で横暴な行為こそ、絶対に許されない国家テロ行為の典型である。 誰も米国に他国の政権交代権限を与えておらず、米国の国家テロ行為を許す主権国家はこの世にない。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.4.1] |