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朝鮮外務省代弁人、米の「人権報告」と関連し談話発表

 朝鮮外務省スポークスマンは3日、米国務省が3月31日に発表した2002年の人権報告で朝鮮の人権問題を中傷したのと関連し次のような談話を発表した。

 米国が人権問題においてわれわれを中傷したのは、核問題に人権問題まで追加して朝鮮の対外的なイメージを傷つけ、圧力の度数をいっそう高めてわれわれの国権をどうにかしようとする笑止な術策である。

 ワシントンで「人権に関する年次報告書」が発表される時刻、イラクでは米軍の劣化ウラン弾、クラスター爆弾のような大量殺戮兵器によって罪のない人民が数百人単位で虐殺され、今も大量殺戮戦が続けられている。

 しかし、国連を無視して国際法を乱暴にじゅうりんしながら、一国の主権を著しく侵害したこのような最大の人権侵害行為について報告書には一言も指摘されていない。

 イラク戦争が示しているように、米国は最大の人権侵害国であり、人権について発言する資格すらない。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.4.7]