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朝鮮を第1攻撃対象に定め作戦急ぐ日本−朝鮮中央通信論評

 朝鮮中央通信は7日、石破防衛庁長官が日本が打ち上げた偵察衛星について「平壌宣言の精神に反するものではない」と発言したことを論評。次のように指摘した。

 日本はわれわれを標的にした偵察衛星の打ち上げによって、双方が互いに他方を威嚇する行動をしないという朝・日平壌宣言の精神を蹂躙し、北東アジアに新たな軍拡競争をもたらした。

 防衛庁はイラク戦争開始と関連して「緊急対策本部」を設置、イージス艦と数十機のP3C哨戒機を動員してわが国に対する警戒、監視を強め、EP3電子戦機を新たに投入し情報収集を本格的に展開しようとしている。

 これらすべては日本の反動層がわが国を第一の攻撃対象として定め、イラク戦争を機にわが国に対する軍事作戦を最終段階で検討、完成させようとしている事を示している。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.4.10]