朝鮮各地で太陽節行事 |
金日成主席の誕生日である太陽節を祝う行事が、朝鮮各地で行われている。 14日、4.25文化会館では中央報告大会が行われた。報告を行った金永南最高人民会議常任委員会委員長は、最近の情勢と関連し「有事の際には全軍、全民が一致団結し反米対決戦で勝利するという闘志であふれている」と述べた。 また、今年で5回目となる金日成花祝祭が11日に開幕。平壌市民や外国の人士らが会場となっている金日成花、金正日花展示場を訪れている。
11日から始まった「4月の春親善芸術祭典」には、国内外のアーティスト約1万2000人が出演。平壌市内の各劇場は多くの市民たちでにぎわっている。 一方、第16回「万景台賞」国際マラソン大会が13日、平壌で行われ、朝鮮の選手と共に南アフリカ、ノルウェー、ドイツ、ロシア、レソト、英国、エチオピア、中国、ケニアの選手らが参加した。 10日には人民文化宮殿で中央美術展示会の開幕式が行われ、鄭夏哲書記をはじめとする党幹部や関係部門の職員らが参加した。会場には金日成主席の業績をたたえる絵画らが展示された。
また、「第11回4月の祝日料理祭典」が全国と地方別で行われている。2、3の両日に平壌で行われた全国祭典には、朝鮮料理協会傘下の地域ならびに部門協会内の58団体が参加し、350余点の新作料理と300余点の特産料理、50余点の名誉会員料理を出品した。 そのほかにも、写真展示会や映画上映旬間、少年団全国連合団体大会などが各地で行われた。各地の市民らも芸術公演や夜会、スポーツ大会や民俗遊び大会などを催し、太陽節を祝った。 第6回現代と民族芸術に関する美学討論会 第6回現代と民族芸術に関する美学討論会が14日、平壌の人民文化宮殿で行われた。 討論会にはロシア、モルドバ、モンゴル、日本、カンボジアの代表団と代表、在日、在中の朝鮮人代表団、朝鮮代表団、4月の春親善芸術祭典に参加している各国の代表団や芸術団、海外同胞芸能人が参加した。 討論会では、芸術祭典組織委員会委員長の張徹朝鮮文学芸術総同盟委員長が報告した。 張委員長は民族の運命を自主的に開拓することに寄与する真の民族芸術を建設するたたかいの道で団結と連帯、交流と協力をさらに強化していくことにより、自主的民族芸術発展のいっそうさん然たる明日を早めようと呼びかけた。 討論会では報告に続き討論が行われた。 4月の春親善芸術祭典招待公演 4月の春親善芸術祭典の招待公演が14日、万寿台芸術劇場、烽火芸術劇場、平壌大劇場、東平壌大劇場、牡丹峰劇場で行われた。 党、国家の幹部と市内の勤労者、芸能人、青年学生、海外同胞が駐朝各国外交代表と大使館員、外国の賓客らと公演を鑑賞した。 公演は平壌祭典の永遠性と生命力、そして自主、平和、親善の理念のもとに各国の芸能人の間に結ばれた友好、団結の強固さを立派に見せた。 公演後、党、国家の幹部が舞台に上がって出演者に花かごを贈り、公演の成果を祝った。 金日成花栽培の科学技術発表会 金日成花栽培に関する科学技術発表会が13日、金日成花・金正日花展示館で行われた。 発表会には関係者と省、中央機関、各道をはじめ各単位の金日成花栽培部門の研究者、園芸者、栽培工らが参加した。 各討論者は、金日成花を早く育成し家庭や事務室でも咲かせるうえでの研究成果をはじめ、この花をさらに美しく栽培し、繁殖させる過程で収めた成果と経験を発表した。 [朝鮮新報 2003.4.21] |