米国の国連名称乱用終止符打つ方途模索を−国連憲章および国連の役割強化に関する特別委員会 |
平壌17日発朝鮮中央通信によると、国連憲章および国連の役割強化に関する特別委員会で朝鮮代表が演説。朝鮮半島において米国が依然として国連の帽子をかぶっている事実に言及しながら、特別委員会が米国のこうした国連名称の乱用とそれによる国連の法律的矛盾に終止符を打つ方途を模索する時が来たと述べながら、次のように指摘した。 国連憲章および国連の役割強化に関する特別委員会は、現国際関係において唯一超大国を自称する国家の専横と強権政策にブレーキをかけ、国連の役割を回復する問題に主要な関心を向けるべきであろう。 米国の国連憲章じゅうりんと法的義務の違反行為は、朝鮮半島においても現れている。4万余人の米軍が国連軍の帽子をかぶって南朝鮮に駐屯しており、現米政府は朝米基本合意文による法的義務の履行を放棄し、朝鮮半島の情勢を極度に悪化させている。 とくに米政府は、米国の対朝鮮敵視政策によって生じた核問題を、武力使用を排除しあらゆる紛争を平和的に解決することを求めている国連総会の当該決議と国連憲章の原則に反して行動している。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.4.25] |