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朝鮮労働党、朝鮮創建55周年に際したスローガン発表

 朝鮮労働党中央委員会と中央軍事委員会は9日、共同名義で朝鮮創建55周年に際したスローガンを発表した。

 まず党、軍、人民が一致団結し朝鮮創建55周年と戦勝50周年を迎える今年、軍事優先の旗じるしのもと強盛大国建設で新たな偉勲を創造していくことを訴えた。また、国家活動のすべての分野で主体性と民族性を固守し、社会主義原則を堅持しながら朝鮮労働党を一致団結した精鋭隊伍に強化しようと述べた。

 また、社会を軍事優先思想で統一することについて指摘しながら、国の防衛力を高めることを強調。先軍革命の旗手であり主力である人民軍を無敵必勝の軍に強化し、戦勝50周年となる今年、人民軍の戦闘力強化で新たな転換を起こそうと強調した。

 そして、「敵がわれわれの神聖な空と土地、海を一寸でも侵犯してきたら、無慈悲な殲滅的打撃で侵略者を粉砕しよう。新たな戦争挑発策動に狂奔する米帝侵略者に、白頭山革命強軍の威力を見せつけよう」と指摘している。

 さらに、全社会に銃重視、軍事重視気風を打ちたてようと述べながら、朝鮮式の現代的武装装備と戦闘技術機材をより多く生産しようと強調した。

 また経済部門について、経済強国建設において成果を収めることについて触れながら、90年代の「苦難の行軍」精神で「強力な攻撃を展開」し、社会主義経済建設のすべての部門で新たな高揚を起こそうと訴えた。

 祖国統一部分では、6.15北南共同宣言の精神に沿って、今年を祖国統一偉業の遂行において決定的な転換の年にしようと指摘。世界のすべての国の人民と親善と協力関係を発展させ、米国の強権と専横、一方主義を断固粉砕しようと訴えた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.4.25]