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「新しい方途提示、米の態度見守る」−北京での朝米会談に関連し朝鮮外務省代弁人

 朝鮮外務省スポークスマンは25日、北京で朝鮮半島核問題と関連した会談が行われたことについて、朝鮮中央通信社記者が提起した質問に次のように答えた。

 23日から25日まで、北京で主催国である中国の司会のもと、朝米間の核問題に関する会談が行われた。

 われわれはすでに、米国が心から対朝鮮政策を大胆に転換する用意があれば、対話の形式に大きくこだわることはないという立場を明らかにした。

 今回の会談でわれわれは、朝鮮半島核問題の当事者である朝米双方の憂慮を同時に解消できる新しい寛大な解決方途を提案した。

 しかし米国は、何ら新しい方途も示さず、旧態依然としたこれまで同様の「先核放棄」主張だけを繰り返した。

 米国は、朝米双方で論議すべき本質的な問題に対する討議も一貫して避けた。

 われわれは、朝鮮半島における戦争を防ぎ、強固な平和と安定を実現しようとの立場から核問題解決のための新しい方途を示しただけに、今後、この方途に対する米国の態度を見守るだろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.4.26]