平壌大城地域で初めて高句麗壁画古墳発掘 |
【平壌発=文聖姫、文光善記者】平壌市大城区域大城洞で高句麗時代の壁画古墳が発掘された。同地域で壁画古墳が見つかったのは初めて。古墳は94番目に発掘されたものだが、天井部分と壁面の一部は破損している。 しかし、一部分だけ残っている壁面部分からは青龍、白虎、朱雀、玄武の四神図の痕跡が認められたほか、金や銀で作られた数々の装飾品も見つかった。朝鮮中央歴史博物館の関係者らは昨年末から調査を始め、今年3月から発掘を開始。高句麗の首都であった平壌の安鶴宮周辺という古墳の位置や装飾品などから王クラスのものと見て調査を続けている。 [朝鮮新報 2003.5.9] |