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「SARS患者はいない」−保健省国家衛生検閲院崔応俊院長が強調

 7日の朝鮮中央放送によると、朝鮮労働党の予防医学対策に従い、朝鮮の各地では現在、「死の病気」として世界各地に急速に広がっている新型肺炎(SARS)の患者が一人も発生しないよう徹底的な対策を講じている。

 保健省国家衛生検閲院の院長で、国家非常防疫委員会中央指揮部常任責任者の崔応俊氏は次のように語った。

 SARS患者はわが国では一人も発生していない。

 金正日総書記は、SARSが各国で発生した時に病気の危険性を見抜き4月だけでも数十回も教えを述べ、SARSを防止するたたかいを力強く行うようにした。また、国境や港、空港などでの衛生、検閲の強化について具体的に明らかにした。

 朝鮮では中国をはじめSARSが発生した国から入ってきたり行ってきた人々は、外国人であれ朝鮮人であれ関係なく、病院に隔離し治療するようにしている。治療費は国家が負担している。

 また、予防宣伝活動を集中的に行ってすべての人々がSARS予防活動に立ち上がるようにした。全国の人民がSARS予防闘争に立ち上がっている。その結果、今日までわが国では患者が一人も発生していない。

 私たちは今後も、党の保健政策に従いSARSを予防するたたかいを力強く行って、すべての人が健康な身体で強盛大国の建設に積極的に貢献するようにする。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.5.10]