労働新聞、「核・拉致」問題で日本当局に警告 |
労働新聞12日付は、「無分別に振る舞ってはならない」と題する次のような署名入り論評を掲載した。 このほど日本当局者は、「核・拉致」問題などを携えて欧州を訪問した。 そこで彼は、「核・拉致」問題が解決されてこそ「日朝関係が正常化」されると述べた。これが米国の機嫌を取るための「核・拉致」問題の国際化を狙ったものであることは、火を見るよりも明らかだ。 日本の反動層は、米国の反朝鮮圧殺・共助策動に積極的に乗りだし「経済制裁」「外交的圧力」をうんぬんしながら攻勢を強めている。さらに日本極右勢力は、「拉致」問題についてわれわれとの戦争暴言まで吐いている。 われわれは、過去の清算と朝・日関係改善にブレーキをかけようとする日本の無分別な対朝鮮敵視政策を決して許すことができない。 過去の清算は、朝・日平壌宣言の中核事項である。過去の清算には目を背け、非本質的な「拉致」問題などを前面に持ち出すのは、朝・日関係の改善を望まない者ならではの行動である。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.5.16] |