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東明王誕生2300周年祝い歴史学術発表会と関連写真展

 東明王誕生2300周年記念全国高句麗歴史学術発表会が13日、平壌の人民大学習堂で行われた。

 発表会で各討論者は、紀元前277年、東明王によって高句麗が建てられたことにより、朝鮮の中世史、封建社会の始原が開かれ、高句麗が朝鮮史においてもっとも広大な領域と先進的な経済と文化、軍事力を持つ中世東アジアの強大国になり、民族の尊厳と栄誉をとどろかしたことについて述べた。

 一方、東明王誕生2300周年記念高句麗歴史関連の写真、遺物、民俗資料展が同日、平壌の朝鮮中央歴史博物館で開幕した。

 展示場には東明王の肖像と彼の誕生と成長に関する資料、「三国遺事」「広開土王陵碑文」などの歴史資料、馬具類や矛、弓などの武具、当時の民俗風習や身なり、楽器などの遺物と資料約300点が展示されている。

 高句麗の始祖、東明王(高朱蒙)は2300年前の5月14日に生まれた。

 東明王は古い勢力を退けて新しい封建国家を建立し、分裂して存在していた多くの群小勢力を統合して高句麗の基盤を築いた。

 少年時代から弓術にたけていた彼は、青年期に至っては智恵と才能が優れ、気骨の長大な力持ちになった。地方自治勢力と手を取り合って長となった彼はその後、句麗5部の統治者になった。

 紀元前277年に国名を高句麗と改め、封建的な統治制度と秩序を樹立していった。彼は王になってからの10年間、隣接の各地域を統合して大国を建てた。

 高句麗の人々は彼を崇拝し、神的な存在と見なし死後は墓も立派に整えた。

 427年に平壌へ遷都しながら始祖・東明王の墓も今日の位置(力浦区域竜山里)に移し、始祖王陵を立派に作って管理した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.5.17]