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「人道から開発協力へ移行」−スイス外相一行訪朝、白外相と会見、歓迎宴

 白南淳外相は16日、万寿台議事堂で表敬訪問したスイス連邦のカルミー=レイ外相一行と会見した。駐朝スイス外務省協力事務所のミュラー常駐代表らが同席した。外相一行は同日、平壌入りした。空港で崔秀憲外務次官ら関係者が出迎えた。

 また朝鮮政府は同日夕、外相一行のために万寿台議事堂で宴会を催した。

 宴会では白外相とカルミー=レイ外相がそれぞれ演説。カルミー=レイ外相はその中で、スイス連邦と朝鮮は相異なる大陸に位置しており、文化、伝統も異なるが自国への自負と民族自主精神、強い民族性から多くの共通点を持っていると述べた。

 そして、スイスは朝鮮半島で生じているすべての問題が交渉を通じて解決されることを主張していると強調。朝鮮に対する緊急、人道的協力から始まった自国の協力は今日に至って開発協力へと移行しており、これは今後、両国間のより大きな経済交流へつながるとしながら、朝鮮の繁栄と両国間の友好と協力が強化されるよう願うと指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.5.20]