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朝鮮電力工業総局、ABBグループが了解文調印

 朝鮮電気石炭工業省電力工業総局とスイス・ABBグループとの間で19日、超高圧送電網プロジェクト実現に関する了解文が調印された。調印式には韓奉春・電気石炭工業相、カルミー=レイ外相一行とアブト駐朝ABBグループ代表、ベイエル駐朝スウェーデン大使が参加した。また、カルミー=レイ外相一行は平壌市内各所を参観、黄海北道の協力対象などを視察した。(朝鮮通信)

 【注】今回スイス外相とともに訪朝したABBグループはスイス・スウェーデンの多国籍企業で、「平壌に職員を常駐、北当局と強いパイプを持ち、94年の朝米基本合意に伴う軽水炉供給建設事業も受注している」(聯合ニュース)。また、電力工業総局との了解文調印についてスイス国際放送は、「米国の対北経済制裁検討など圧迫戦略を挫折させるかもしれない」と伝えた。

[朝鮮新報 2003.5.22]