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金容淳の論文、労働新聞に掲載

 労働新聞13日付は、6.15北南共同宣言発表3周年に際して、金容淳朝鮮労働党書記の「わが民族同士で力を合わせて祖国統一の扉を開こう」と題する寄稿文を掲載した。金書記はその中で次のように強調した。

 朝鮮労働党は2003年を迎えて、「わが民族同士で力を合わせて自主統一を早めよう!」という祖国統一のスローガンを示した。

 わが民族は情勢がいかに変わり、環境がいくら厳しくても絶対に「わが民族同士」の旗印を下ろしたり放したりしてはならず、さらに高くいっそうしっかりととらえて進むべきである。

 民族大団結は「わが民族同士」の基本要求であり、民族問題解決の大本である。祖国統一の主体は、北・南・海外の朝鮮民族であり、統一実現のいかんはこの3者がどのように不抜の統一愛国勢力として固く団結するかにかかっている。

 6.15共同宣言を支持しその実現のため乗り出す人なら、その人がかつて民族の前に罪を犯したりいかなる失言をしたことに関係なく過去を不問に付し、その人が当局者であれ民間人であれ大財閥であれ軍将星であれ与野の議員であれ誰であれ差別せず、みなが手を取り合って自主統一の道にこぞって立ちあがるべきである。

 北と南は、6.15共同宣言の基本精神に即してわが民族同士で共助すべきである。対話を行っても祖国統一のための自主的な対話を行い、協力と交流、往来をしても民族共通の利益と繁栄のための協力と交流、往来を積極的に推し進めなければならない。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.6.26]