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朝ロ友好促進の契機に−平壌でロシア正教会貞栢寺院着工式

 平壌で24日行われた貞栢寺院建設の着工式では、ロシア正教会対外担当第1副委員長であるクリメント大主教と、許日珍朝鮮正教委員会委員長がそれぞれ演説を行った。

 クリメント大主教は、平壌で着工式が成功裏に行われることになったのは、すべて
金正日総書記のおかげだとし、朝鮮人民との精神的きずなを強化することになる正教寺院を建設するようにした総書記に、深甚なる感謝を表すると述べた後、ロシア正教会のアレクシー2世総主教から寄せられた祝電を朗読した。

 許日珍委員長は演説で、寺院の建設は金正日総書記とウラジーミル・V・プーチン大統領の深い関心の中で日増しに良好に発展している朝ロ友好をさらに強化することに積極的に寄与するであろうと強調した。

 一方、クリメント大主教は同日、着工式が行われたことと関連し駐朝ロシア大使館で記者会見を行い、次のように指摘した。

 平壌に建設される正教寺院は、歴史的にロシアに多く存在している正教寺院の姿を見せることになる。この寺院が両国人民間の連係をいっそう強化するのに大きく寄与するよう願う。

 ロシア正教寺院建設の着工式はロ朝関係をいっそう促進する重要な契機となる。

 クリメント大主教を団長とするロシア正教会代表団は23日、平壌に到着。貞栢寺院の着工式に参加したほか、同日夕、万寿台芸術劇場で催された宴会に参加し、26日、帰国の途についた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.6.30]