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金亨稷師範大学物理研究所で新型の温度感受素子を開発

 金亨稷師範大学物理研究所で新型の温度感受素子を開発した。

 研究所では、国に豊富な原料から得た半導体熱抵抗磁器材料で温度の感受性がきわめてすぐれた新型の素子をつくった。

 素子の特性値は定格抵抗1〜30キロオーム、使用温度マイナス20からプラス100度、使用電圧1.5〜3ボルト、限度電流50ミリアンペアである。

 この素子は今、基礎食品工場の生産工程、養鶏工場の孵化工程、穀物の水分測定装置などに導入されている。

 生産現場だけでなく、家庭用冷蔵庫の自動温度制御装置の受感要素としても使えるこの素子はコストが低く、応用範囲も広いので需要が増え続けている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.4]