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釜山市代表団、北側と経済交流協力意向書交換

 釜山市代表団は平壌訪問期間、北側と「経済交流協力意向書」を交換した。それによると、靴、繊維、修理造船、水産、港湾建設および運営など、5分野の経済交流協力事業を推進していくという内容が含まれ、交流協力に対する具体的な内容、規模、今後の推進日程などが明示されている。

 靴部門では、@釜山の企業が北の設備と労働力をもって事業を行うA釜山側が平壌と南浦に靴専門公団を造成する場合にこれを支援する―などを検討していき、繊維部門では釜山の技術専門家が北の工場を訪れることを確認し合った。

 修理造船部門では、東海岸に船舶修理基地を、水産部門では、釜山の企業が元山市や海州市にワカメ加工工場を建設することにした。

 また、水産部門交流協力のため北側と釜山の関係者は、10月から11月の間に会い、段階別交流協力事業を行う方針。港湾建設および運営部門では、南浦、羅先の港湾建設および運営に参与する問題を検討し、釜山の技術陣を北に招請し引き続き協議することにした。

文化、スポーツ分野でも

 一方、北側と釜山市代表団は、文化、スポーツ分野の交流協力拡大方案もまとめた。双方は釜山国際映画祭に北の映画を出品する問題を協議するため金剛山で実務接触を行う。また、来年10月に北のサッカーチームを招請して統一サッカー大会を開催し、北の吹奏楽団が参加する事も協議する。

[朝鮮新報 2003.9.12]