top_rogo.gif (16396 bytes)

閲兵式、市民パレードなど平壌で盛大に建国55周年を祝う

 朝鮮民主主義人民共和国創建55周年を慶祝する行事が平壌で盛大に行なわれた。

 9日、金日成広場で閲兵式、市民パレードが行なわれた。

 午前10時、金正日総書記が金日成広場の幹部壇についた。また、朝鮮の幹部らと徐萬述総聯中央議長、ロシアのプリコフスキー極東連邦管区大統領全権代表が幹部壇についた。

 演説を行なった金永春朝鮮人民軍総参謀長は、「米国がわれわれの善意と雅量にもかかわらず、こんにちも依然として対朝鮮敵視政策を放棄する意志をまったく示していない状況で、国の自主権を守るため自衛の正当防衛手段として核抑止力を引き続き強化していくであろう」と指摘しながら、「人民軍は人民と一心同体となって米国の反朝鮮孤立、圧殺策動に超強硬で立ち向かう」ことを強調した。

 式の開始を知らせるラッパが響き、金日成主席の肖像旗が入場した。つづいて、閲兵部隊が行進を始めた。

 金正日総書記は、閲兵部隊が幹部壇の前を通り過ぎるたびに答礼した。

 閲兵式に続いて市民パレードが行なわれた。パレード参加者は、仮装物、絵画板、各種のスローガンとともに進み、歓呼を上げ、花束を振りながら幹部壇の前を通り過ぎた。

 夜には青年学生の夜会、たいまつ行進があり、10日平壌体育館では、マスゲーム「先軍朝鮮」が上演された。また同日、人民文化宮殿で政府主催の慶祝宴が行なわれ、8日には市内各所で慶祝公演が行われた。

 一方、金正日総書記は9日、最高人民会議第11期代議員、先軍時代英雄大会参加者とそれぞれ記念写真を撮った。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.9.16]