朝鮮で保護区を新たに設定 |
さる4月の内閣決定「国の保護区を正確に設定することについて」の採択以降、朝鮮では、生物圏保護区、自然保護区、動植物保護区、天然記念物保護区など数百の保護区が新たに設定され、区分、整理された。 独特な高山地帯の生態系を維持するため、白頭山自然保護区が白頭山生物圏保護区となり、妙香山、金剛山、九月山、七宝山などの名山と大城山、牡丹峰、長寿山をはじめ名勝地、文化休息の場に自然公園、植物保護区を定めた。五佳山、狼林山、冠帽峰の植物保護区は自然保護区になって、同地帯の生態系をいっそう立派に保護できるようになった。また、コイサギ、アオサギなどの渡り鳥の生息を十分に保障するため20余カ所の渡り鳥保護区を設定し、7カ所の海鳥保護区を再設定した。 国土環境保護省の張勇鉄処長は、今後、保護区の面積をもっと増やして次世代により幸せな生活環境を与えると語っている。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.9.17] |