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平壌市中和郡にある総連愛国林を徐萬述総連中央議長が現地訪問

 【平壌発=姜鐘錫、李松鶴記者】徐萬述総連中央議長を団長とする朝鮮創建55周年慶祝在日本朝鮮人祝賀団が19日、平壌市中和郡にある総連愛国林を参観した。総連愛国林造成事業は、在日同胞が祖国の緑化に貢献し、その愛国心を後世に伝える目的で、2年前から推進されてきた。

 朝鮮創建55周年を迎える今年から大衆運動として造成事業を行ない、2007年までの5年間に100町歩の土地に計29万本を植える予定。すでに愛知、長野、福岡、大阪、京都をはじめ各地総連機関、商工人、同胞らが3万本の苗を祖国に送った。

 祝賀団一行は、現地担当者から愛国林造成事業の現況を聞いた後、一帯を見て回った。

 徐萬述議長は、「総連愛国林は総連の山林区域と同じ」と述べながら、今後、総連の県本部、団体、各階層の同胞らがこの運動を積極的に繰り広げていこうと強調した。

 一行は、参観を記念して記念植樹を行なった。

 これに先立ち一行は、錦繍山記念宮殿樹木園の敷地内にある愛国樹木組織培養研究所を訪れた。

兵庫長寿会も植樹

 総連兵庫県同胞長寿会常任幹事会代表団が13日、総連愛国林で記念植樹を行なった。

 同会ではこれまで、総連愛国林造成事業に積極的に参加してきたが、今回は、苗2055本と作業帽120個、食料品などを寄贈した。

 李大熙同会会長(81)は、「この事業が全同胞的な運動に発展することを願い、朝鮮創建55周年を迎え、記念植樹しようということになった」と経緯を説明しながら、「今後、在日同胞が総連愛国林造成事業に協力できるきっかけになれば」と述べていた。

 また同会は米支援、微生物複合肥料工場支援、機材、農機具の寄贈など、多方面の支援活動を行なってきた。

[朝鮮新報 2003.9.24]