金剛山で第8回離散家族面会 |
【高城発=姜鐘錫、李松鶴記者】第8回離散家族、親せきの対面が20日から25日まで金剛山で行われ、北南800人が半世紀ぶりの再会を果たした。
まず20日から22日にかけて、北側100人が南の約300人の肉親らと対面した。50年以上北と南に離れ離れになっていた家族らは、互いに手を取り合い、熱く抱擁した。また家庭的な雰囲気の中で食事も共にしながら話に花を咲かせた。 姉と弟たちに会った金日成綜合大学教員のペク・ヨンチョルさん(80)は、「とてもうれしい。南の親せきたちの知らせも聞いた。父母は亡くなったが、墓地は兄弟たちが立派に建てたと聞いて安心した」と話していた。 52年ぶりに兄と再会した南のオ・ジュンホさん(84)は、「兄と会うまではなかなか寝付くことができなかったが、会ってからはぐっすり眠れた。今回に限らず今後も常に会えるようになってほしい」と語った。 北南鉄道、道路連結工事の進展に伴い、今回南の面会者らは、陸路での会場入りを果たした。前回(今年2月)に続き2度目で、以前は船で来往していた。 [朝鮮新報 2003.9.25] |