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国連総会で朝鮮代表、核問題での安保理の公正さ求める

 13日、第58回国連総会で案件11「安全保障理事会の報告書」討議の際、朝鮮代表が安保理は世界的な平和、安全保障において焦びの問題のひとつになっている朝鮮半島問題、特に核問題に関連して公正さを堅持すべきだとし、次のように指摘した。

 朝鮮半島の核問題は、米国の対朝鮮敵視政策によって生じた問題である。従って、核問題の解決いかんは全的に米国の政策転換にかかっている。

 核問題は安保理が介入する問題ではない。これに関連してわれわれは、安保理が正義と公正さの原則に基づいて核問題を招いた米国の対朝鮮敵視政策と朝鮮に対する核先制攻撃威嚇が朝鮮半島の平和と安全に脅威になるということについて注意を喚起すべきだと主張する。

 安保理は、南朝鮮駐屯「国連軍司令部」の現実態にも当然の注意を払わなければならない。

 米国がつくり上げた「国連軍司令部」は、国連とは縁もゆかりもなく、国連活動に寄与するものでもない。

 南朝鮮にある「国連軍」は本質上、米軍である。

 われわれは、安保理が米国が一方的に盗用している国連旗と国連の名称を早急に国連事務局に返還される対策を取ることを求める。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.10.24]